子育てはいつまで?

f:id:anzudou:20210313094340j:plain子育てはいつまでやればいいか考えたことはありますか?もちろん人それぞれで、終わりはないという意見もあるでしょう。
私の場合は子どもに関する知識ゼロでの予期せぬ妊娠のうえに、周囲に良きアドバイスをくれる経験者もいなかったので(お腹の子が18歳になるまではとにかく守り育てよう)と覚悟しました。さすがに18歳になれば、もし親が死んだりしたとしてもなんとか生きる術を見つけていけるだろう、とその時は思いました。あれから早いもので20年の歳月が流れ、お役御免といえますかね。
妊娠中の母親教室に参加したときは、講師の方が「つ」のつく年齢まではとにかく世話がやけますが、そのあたりまでは頑張ってくださいという話をしてくださりなるほどと思いました。9歳ということですよね。
ここでいう子育ては、衣食住の基本的な部分で、予防接種を受けさせたり、不慮の事故から守ったりと最低限親ができることですけど。教育となると親にできることはわずかだったりします。有名なモンテッソーリは人間が完成するまでを24歳までを目安としたそうです。またまた有名な教育家コメニウスは、人生を誕生から死までの8段階にわけてあらゆる人間(若者も老人も、富者も貧者も、男も女も)が教育された状態になるべきと考えたそうです。まさにその通りですよ。もうすぐ生まれて半世紀になるのに日々知らないことだらけ、わからないことだらけです。
情報は洪水のように溢れている現在ですが、少し前に身の回りにあった生活の知恵や人生指南に触れる機会が少ないことが懸念されます。しかしあきらめることなく明日のために知識を磨いていきたいです。