青い目のお人形

f:id:anzudou:20210331223351j:plain今日はまさにうららかな春の陽気でした。そのせいか、めずらしく朝の家事が一段落した頃鼻歌を歌いました。何も考えたわけではなく、自然に歌いだしたのは・・・「青い目のお人形」でした。なんの脈絡もなくわいてくる鼻歌。子どもの頃レコードを持っていて、繰り返し聞いていたことはよく覚えています。それ以外の知識は何もありません。
そして午後6時半には夕食を終えNHK ニュースを何気なく見ていたら青い目のお人形の話題を伝えていました。今年の大河ドラマの主人公である渋沢栄一と青い目のお人形の関わりを伝える特別展がさいたま市で開かれているというのです。
私個人だけの、不思議な体験と言ったらおおげさでしょうか。おおげさですね。でもなんだか偶然のできごとを味わった気分でした。
コロナ禍で鼻歌を歌う気持ちにはなれない日々が長く続いていたのに、なぜ今朝に限って声にだしてはっきりと歌ったんだろう。大河ドラマは十何年前の「義経」以来全く見ていなかったけど、なぜか「青天を衝け」は今のところ初回から見ています。

私個人だけの地味な不思議体験。
何かのメッセージてしょうか?!

渋沢栄一と青い目のお人形の関わりなど何も知らずに今まで生きてきましたが、ニュースによると昭和2年に日米関係が対立するなかで両国の親善を願って人形が送られたそうです。コロナ禍の現在では、アメリカでアジア系民族への排斥行動が問題になっています。
人の心が生み出す戦争状態・・・。
難しい知識はごっそりと忘れる今日この頃ですが、幼少期にしみこんだ歌詞とメロディーは鮮やかに甦ります。困難な時代になりましたが、あきらめずに困難を克服してきた先人に学び、次の世代へバトンを渡せるようになりたいと思いました。